且緩々。(しゃかんかん)ー慌てず、あせらず、ゆっくりとー

anco&coco&nicoとおせわがかりの日常。ライフワークとしている犬のお勉強のお話なども。

動物福祉。

 

おはようございます!

 

 

 

 

昨日はアンコに留守番をお願いして

お散歩トレーニングに参加してきました。

心配していた寒さも

風が吹かなかったおかげでポカポカ😊

 

その様子はまたあらためてご報告しますね!

 

 

https://www.instagram.com/p/BfVdQUBnUht/

午前中お留守番を頑張ってくれたアンコさん。お礼に1人っ子&カフェハンバーグの大サービス😉👌🏻✨

 

 

 

今日はちょっと真面目で長い内容になりますが。。。

<動物福祉>っていう言葉聞いた事ありますか?

 

【動物福祉】とは一言でいえば、「動物が精神的・肉体的に充分健康で、幸福であり、環境とも調和していること」です。
自分の気持ちの思うままに、気の向いたときだけかわいがることは、動物福祉が満たされているとは言えず、「かわいがっている=福祉に配慮している」とは言い切れないのです。
動物も人間も命あるものであり、感覚があります。人間以外の動物の基本的ニーズ(生理的、環境的、行動的、心理的、社会的)は人間と共有しています。飼育下あるいは人間によって制限された環境にいる動物たちは、これらのニーズを自身で充たすことは出来ません。ですから、人間にはそのような動物ができる限り快適に、できる限り苦痛をうけずに生活できるようにする義務と責任があります。

                         動物福祉協会HPより引用 

 

動物には感情が無い。。とされ、家畜などに対してひどい扱いをしていた時代もあったようです。

さまざまな人の活動によってこの<動物福祉/アニマルウエルフェア>という考え方が確立され、今では家畜だけでなく実験動物やペットとして人と暮らす動物に対しても配慮されなければいけないとされています。

もうひとつアニマルライツという考え方がありますがここでは触れません。

 

 

動物の基本的ニーズって何??

に対して次の5つの自由が謳われています。

 

5つの自由(5フリーダム)福祉の基本

1.飢えと渇きからの自由

その動物にとって適切かつ栄養的に十分な食物が与えられていますか?
いつでもきれいな水が飲めるようになっていますか?
2.不快からの自由

その動物にとって適切な環境下で飼育されていますか?
その環境は清潔に維持されていますか?
その環境に風雪雨や炎天を避けられる快適な休息場所がありますか?
その環境に怪我をするような鋭利な突起物はないですか?
3.痛み・傷害・病気からの自由

病気にならないように普段から健康管理・予防はしていますか?
痛み、外傷あるいは疾病の兆候を示していませんか?
そうであれば、その状態が、診療され、治療されていますか?
4.恐怖や抑圧からの自由

動物は恐怖や精神的苦痛(不安)や多大なストレスがかかっている兆候を示していませんか?
そうであれば、原因を確認し、的確な対応が取れていますか?
5.正常な行動を表現する自由

動物が正常な行動を表現するための十分な空間・適切な環境が与えられていますか?
動物がその習性に応じて群れあるいは単独で飼育されていますか?
また、離すことが必要である場合には、そのように飼育されていますか?

                       動物福祉協会HPより引用 

 

これらが満たされない場合、

何かしらの問題行動となって表れることもあるかもしれません。

この動物福祉を基本において動物と関わるというのは

予防にもつながるということですよね。

 

そもそも種が違う動物の精神的な幸せを考えたとき、

やはりそこは人間側が勉強しなければなかなか理解する事は難しいのかな?

と思います。

でもそれも動物と暮らす楽しみのひとつだったり

知る事でより可愛く思えたり。

 

 

これオススメです。 

動物が幸せを感じるとき 新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド

動物が幸せを感じるとき 新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド

 

 

 

昨日お散歩トレーニングに参加して

いろんなワンコの様子を眺めていたら

<動物福祉>という言葉が浮かんだんですよね。

それが実現できている場だから、

最初興奮していたワンコもしだいに落ち着いていくんだろうな〜と。

 

問題行動に対する対処の方法はいろいろあるけれど

(キライな言葉だけどあえて使います)その方法がどんなに効く方法だったとしても

動物福祉に反してるものは絶対に使ってはいけないし

別の問題行動が出てくるデメリットを考えれば効くとも言えないのかも。

そしてこれはどんな犬に対しても同じで例外はないと思っています。

 

 

飼い主が当たり前の事としてして知識を持ち、

動物福祉に反している情報かどうかを選別できれば

ボタンの掛け違いは起こらないのではないかな〜。

そんなことを思った日曜日でした。

 

 

 

 

ランキングに参加しています。アンココニコをぽちっとね☆ 

にほんブログ村 犬ブログ 犬のいる暮らしへ
にほんブログ村