且緩々。(しゃかんかん)ー慌てず、あせらず、ゆっくりとー

anco&coco&nicoとおせわがかりの日常。ライフワークとしている犬のお勉強のお話なども。

叱らない。

 

おはようございます!

 

 

 

 

 

<叱らない>についてあれこれ書いてきたのですが

じゃあ、叱って行動を止めさせるにはどうすれば良い?ってこと。

 

これはかーちゃんの単なる推測ではなく

行動の科学=行動分析学ですでに明らかになっていることです。

 

やめさせたい行動に対して

その行動をした瞬間に

反応を減少させるのに十分な強さの刺激を

必ず毎回、刺激があらわれるきっかけがわからないように与える

 

これって不可能じゃないですかね?

24時間監視出来るわけでもないし

飼い主がいない時に同じ行動をしてる事だってあるわけで。

げんこつするにしてもどれくらいが十分な強さか分からないし💦

 

 

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げんこつ痛いからやめてー。

 

 

 

からしたらどう見えるか?

これはあくまでかーちゃんの推測で科学的ではないけれど

突然キレて痛みを与えるヤバい人間。。。そんな風に映るのではないかな〜。

 

そして

叱るだけでは正しい行動を教えられてないので

ただビクビクさせるだけで良い行動は引き出せないのですよね。

しかも別の問題行動があらわれてしまうこともあるし

精神的にも不安定になってしまう子もいるでしょう。

精神的な不安定さは攻撃性となってあらわれることも多いです。

 

 

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何より怖いと思うのが

例えば大声で叱ると、犬はびっくりして一瞬だまる。

(でもそれはびっくりしたことへの単純な反応でその行動がダメだと理解したわけではない。)

でも人間側はその一瞬だまるを効いたと勘違いして

怒鳴る行動はどんどん強化されてしまう。。しかも声は日に日に大きく。。

これが体罰という形で出るとさらにエスカレートしやすいかも。

でもふと気がつくと全然治ってない。。。この犬は特別なの?と考えてしまいますよね。そうなるともうより効くと思われる方法を口コミで探したり、最悪は犬に愛情を持てなくなるなんてこともあるかもしれません。

叱る側にも決して良い影響は無いのではないかなと思っています。

 

 

 

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わが家のニコは

アンココへの攻撃という問題を抱えてるのだけれど

書いてきた通り、

それ以外ではどんどん穏やかになってきて

キャパシティもどんどん広がっています。

うちに来るまでどういう経験をしてきたのか分からないけど

愛情というものに飢えていて渇望してることはよく分かる。

だからひたすらそれを満たして成長を待つ。

基本はそこかなと思っています。

その上で飼い主がしてほしくない行動を強化しないように⬅これが案外難しい💦

もうちょっと勉強が必要なんですよね〜。

 

 

 

 

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