やっと始まったわが家での生活。

おはようございます！

あと1、2回うちに来た頃のニコのお話しを続けますね。

初日の夜

どこで寝るかはニコに任せてみようと思い

キッチン以外は全て扉を開けて

我々はいつも通り寝室へ。

しばらくすると

やっぱり皆がいる寝室にやってくるんですねぇ。

そして枕元をウロウロ。

「おいで♪♪」って促そうとした瞬間、

トンネルを潜るような感じで枕元から布団に入って足元から脱出するという遊び(遊びなのか？)を延々と繰り返しまして。

どれくらいの時間やってたか定かじゃないけど、

とにかく寝室をウロウロしていてほとんど寝れなかったのを覚えています。

これは次の日の夜も…(＞＜)

アンココもよく怒らなかったなあ。

とにかく皆で二晩必死に耐えて。

三日目からは奇行もしなくなり、

くっついて寝るようになったのでした。

最初から人恋しい感じはすごくあって。

座れば膝に乗ってくるし、体によじ登ってきたりもしたんですよね。

でもそれは、

私たちを信用してくれたわけではなく、私たちしかいなかったから。

すぐにニコには苦手なことがたくさんあることが分かったので

まずは信用してもらえるように

嫌がることはしないところからのスタートでした。

これは保護犬に限ったことではなくて

どんな場合も一緒だな~と思うのです。

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長い一日。番外編

おはようございます！

気持ちの良いお天気です(^^)

クール宅急便を受け取ったらお散歩行ってきます♪♪

さて。さっそく番外編です！

やっとの思いで家に着いた時はもう夕方でした。

玄関でキャリーバッグからニコを出した途端、

急にアンココがザワついて「ワン！ワン！」

ニコはビックリして部屋の奥へ。

？？？

だって今まで車の中でかーちゃん挟んで並んで帰って来たのに？

一緒におにぎり食べたりしてさー。

と不思議に思ってキャリーバッグを片付けようとすると、中に敷いていたバスタオルに薄ら血が付いてるじゃないですか！？

なんと…。

このタイミングでニコはヒートになってしまったんです( ﾉД`)

アンココがザワついた理由はそれだけかどうかは聞いてみないと分からないけど、

明らかに違う匂いがしてビックリしたのもあるのかもな～と。

その時逃げ込んだ場所が

その後しばらくニコの定番の居場所になるのだけど。

リビングの窓ぎわの、上の写真でキリンの編みぐるみの位置なんですよね。

ちょっと高くなっていて、胴長のアンココには絶対登れない場所なんです。

寒くないようにタオル敷いたりいろいろして。

ニコは不安になるとその場所に逃げて、

カーテンの隙間からこちらの様子を観察してたんですよね～。懐かしい(^^)

ニコのヒートについてはあまり余計な事もしたくなくて様子を見てたけど、結構あちこち汚れてしまって。

夜になってマナーパンツを買いに行って、

しばらく履いていてもらったのでした。

長い1日がやっと終わり

みんなさぞかし爆睡かと思いきや

丸2日、夜まったく寝ずに意味不明な奇行を続けるニコなのであった…。

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長い1日。後編

おはようございます！

さて。

ワンワン合戦になることもなく、無事にあいさつを済ませたアンココニコ。

土手はとにかく寒すぎるということで

早々に引き上げて家に帰ることに。

通常、高速までは国道をひたすら走るのだけど

とーちゃん、急いで帰ろうと思ったんだろうね。

地元の人が抜け道として使ってる土手沿いの田んぼ道を進んだんです。

一般道に合流する地点まできて、

土手を超えようとしたとき

脱輪して車が大きく傾きました(;^ω^)

何とか止まったけど、

それ以上動かしてもしそのまま横転したら大事故になりかねません。

慌てないようにそーっと車を降りて。

犬を3頭抱えて呆然と立ち尽くすわが家…💦

結局JAFが来るまで2時間くらいかかったのかなぁ…？記憶が定かではないけれど、

とにかく寒くて死にそうで。

積んであった寝袋にくるまって、アンココニコと体を寄せ合って土手の端に座ってる姿は、きっと飼い主ごと捨てられたかのように見えたのではないかなぁ…(＞＜)

その間とーちゃんはずっと交通整理ね。

 

みんな生きてて良かった(^-^)

実はこの日事件はまだ続く…。

明日の番外編をお楽しみに♪♪

ちみに全てノンフィクションですからね。

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長い一日。前編

おはようございます！

ちょっと間が開いてしまいましたが

＜ニコ物語＞の続きです。

あ！ちなみに

ずっと＜ニコ＞って書いてきたけれど

最初に行った家では＜舞ちゃん＞って名前をつけてもらってたんですよ(笑)

２０１６年２月２７日はすごく寒い日でした。

急にわが家に連れてくることになってしまって

ニコってどんな感じの子かな？

アンココはどんな反応するのかな？

とにかく分からないことだらけで迎えに行ったんですよね。

とーちゃんたちには車で待っててもらって

使ってなかったキャリーバッグを持って家に入ると

母の膝の上に座って、ブルブル震えてこっちを見てる小さなニコが。

おやつはいろんな種類を持って行ったけど

もちろんその状況で食べるわけもなく。

簡単な引継ぎだけをしてバッグに入れて車へ。

車の中でチーズだけは食べてくれました。

そしてそのまま近くの河川敷に行って

広い場所でアンココと会わせてみることに。

河川敷を少し歩いて

おやつを探してるうちに三頭になってた。。みたいな形に。

結果的にはこれですんなりご対面できたのだけど。

これ。。今ならそうはしないな~と思っていて。

ニコが家や私たちに慣れて落ち着くまでは

部屋を分けて様子をみるだろうな~って。

でもその時は

まったくそうは思わなかったんですよね。

不安だらけのニコに負担をかけてしまったなーと反省しています。

そしてアンココにもね。

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横浜お散歩トレーニング。2021/2/7

おはようございます！

2月とは思えないポカポカ陽気の中

今年初のお散歩トレーニングに参加してきました(^^)

写真は久しぶりに一緒に歩くことが出来たれあちゃんのパパさんが撮ってくださいました♫どの写真も素敵です😊

チャーリードッグスクールのお散歩トレーニングって

途中立ち止まって話しを聞いたりすることもあるけれど

基本それぞれのペースでのんびりと歩くだけなんです。

ニコのように他のワンコさんと距離を取りたい子は

程よく離れてみんなと歩きます。

でもこんな風にかーちゃんに「抱っこー！」とか言ってると

スキあり！とばかりにお尻の匂いを嗅がれたりすることもあります(笑)

そんな時は自ら距離を取るので

かーちゃんはその行動を邪魔しないようにリードを伸ばすだけ。

その距離もバビューンと離れていたのが

かーちゃんの後ろに隠れる程度になってきたので

緊張はするけどそれほど大したことではないって分かってきてるんじゃないかな？

飼い主としては

何があっても大きな声を出して叱ったり

バタバタ慌てたりせずに

穏やかでリラックスした雰囲気で場を満たすこと。。

これが一番大きな役目だと思っていて。

もちろん参加当初はそんな余裕無かったけれど。

先輩方にそうしてもらったから

少し余裕ができた今はお返しする番かなと。

その雰囲気って犬たちに伝播するんですよね。 

ココもリラックスしてまったりモード。

確実に大人の階段を登っているすずもなかちゃん。

お母さんと一緒に＜名前を呼んでおやつ＞のデモも頑張りました♫

おつかれさま😊 

 かーちゃんの抱っこで脱力して気絶寸前のニコ(笑)

抱っこで落ち着けるのは嬉しいけど

できれば「もっと歩かせてくれーー！」くらいになってくれると良いな♫

ニコちゃんまあまあポッチャリさんになっちゃったから重いしね💦

暑くなって夏休みに入るまで

今年も月一のプレゼントのつもりで参加する予定です！

来月も晴れますように♫ 

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出戻り。

おはようございます！

ニコの新しい飼い主が決まってホッとしたのも束の間、

母から再び電話が。。

「ニコが夜全然寝なくて、○○さん体調崩しちゃった。やっぱり飼えないって言ってる。。」

私「。。。」

正直その時は

母も引き受けた人も無責任だな~と感じました。

でもまあ、仕方ないのかな。。。とも。

＜犬＞についての知識がなかったり

サポートしてくれる人が周りにいなかった場合、

ましてや自分の生活が一変してしまうことへの不安を覚えた時、

とたんに重荷になってしまう。。。

これは誰にでもあり得ることなんじゃないかと思っています。

だからこそ

＜可愛い＞とか＜可哀そう＞＜癒されたい＞だけで迎える前にちょっと踏みとどまって考える必要があるなと。これは自戒の念も込めて。肝に命じています。

法律上は＜モノ＞でも相手は命ある生き物だからね。

そして最近の研究では

人間と同じように感情があるってことも証明されてきているし。

いまはこんなにげんきだワン♫

後々出てくる病気や、いろんな行動のことを考えると

結果的にはこれで良かったと、今は思ってますけどね。

結局１〜２週間くらいで出戻ったニコ。

猫たちが出てこなくなっちゃったからすぐにでも迎えにきてくれという

これまた強引な要望があり、

まだ写真でしか見た事無いニコをアンココと一緒に迎えに行ったのでした。

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ニコの行き先。

おはようございます！

さて。さっそく続きを。

ニコの新しい犬生に向けてまずやった事。

母に頼んで警察に拾得物の届けを出してもらいました。

そんな状況と言えども

きちんとした手続きをふまないと

ニコの所有権は元の飼い主のままなんですよね。

知ってはいたけれど

＜拾得物＞って言葉にも違和感です。。。

ニコはモノじゃないんだよー。

そして地元の役所や保護団体さんにも電話で話を聞いてみましたが、

保護犬を取り巻く環境はかなり厳しく

仔犬でない限り(しかも犬種がはっきり分かる犬限定だとか)、新しい飼い主を見つけるのは難しいという渋い返事でした。

保護団体さんも現在抱えてる子で精いっぱい。

そして当時の役所では

だいたい二週間くらい保管したあと殺処分というパターン。

このあたりの事情は地域差もありますよね。

実家には猫が2匹いて飼うことは出来ないということで、

わが家で里親を探すことに。

そんな時に

母の知り合いでニコを引き受けても良いという人が現れたのです。

良かったーー(^^)/

めでたし、めでたし。。。えっ？？

つづく。

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