且緩々。(しゃかんかん)ー慌てず、あせらず、ゆっくりとー

anco&coco&nicoとおせわがかりの日常。ライフワークとしている犬のお勉強のお話なども。

叱らない犬育て。

おはようございます!

 

ニコが家族になってから、日々繰り広げられる困った行動の数々(;´・ω・) 

今日はそんなニコを「なぜ叱らないのか?」について書いてみたいと思います。

 

「叱る」というと、大きな声で怒鳴ったり、叩いたり、ひっくり返して押さえつけたり。。とにかく犬を怖がらせたりびっくりさせるような事を一般的には「叱る」といってるのかな?と思うので、そういう叱り方はしてないよというお話です。

 

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今日の主役はわたしです♪

 

例えば昨日の「馬油の件」ですが、発見した時はすでにあの状態で残骸が放置されてたので、その場で叱ったところで何のことか分からないだろうし、声を荒げれば急に不安定になった怪しい人だと感じるかもしれません。時すでに遅しです😓

 

そもそもニコにしてみれば、おいしそうな匂いのものが手の届く位置にあった。。というただそれだけのこと。悪いことをしてるという意識があるわけではないんですよね。

 

そう考えると、飼い主が「困った。」「やめてほしい。」と思う犬の行動は、犬としては当たり前にふるまっただけ。。とも言えるのではないでしょうか?

 

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「悪いのはかーちゃんでーす!」「そ、それはそうだけどさ。。。😓」

 

犬として当然と思っている行動を、一番大好きな飼い主に叱られたら犬は混乱してしまうのではないかな? 気の弱い子だったら追い詰められてさらにエスカレートした行動が出るかもしれません。食べちゃいけないものを慌てて飲み込むかもしれない(;´・ω・)

これは以前書いた、ココのエレベーターの話にもつながるのですが、叱ることによって思わぬ副作用がでることもあるよ。。ということはすでに経験済み。

確かに叱られて、その行動をしなくなった。。という子もいると思います。でも、いちばん大切な (。。だと私は考えている) 信頼関係に影響を及ぼしかねない「叱り」をリスクを承知で試そうとはどうしても思えないのです。

 

それよりも名前を呼ばれたら、何をしてても喜んですっ飛んで来るような関係作りをしていた方が、いざという時に自分のワンコを守ってあげられるのではないかな?

何より罰のタイミングを考えてるより、その方がずっと楽しい😊

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この笑顔は大切にしたいよね♪

 

仮にニコが馬油の缶をかじってる最中に見つけたら。。を想像してみました。

まずは声をかけてみるかな?そしておやつと交換してもらったりするかもしれません。それでも離さないようだったら、缶を手で押さえて「しないよ。」というと思います。

もしかしたら手にガブガブっとくるかもしれません。それでも穏やかに「しないよ。」といってそれ以上その缶は嚙ませないと思います。

「叱らない」は「叱れない」とは違うと思うから。

そして離れたら「おりこうさん」かな。つい忘れがちで反省したばかりなんですけど、正解は教えないとですよね。

 

目指しているのは「それちょうだいね!」って言ったら「は~い!」っていう関係ですけどね(*^^*)

 

<ココの吠え>の悩みから犬について学び始めました。そして突然ニコを迎えることになって。日々実践のなかで思うのは、もしニコを叱って育てようとしたら今頃だれも触れなくなってたんじゃないかな?ということ。考えただけでもゾッとします。

叱らなくても、こういう伝え方があるよ!を学べる場に出会えて本当に良かったと実感する毎日です。

まだまだ困ったことはあります。でも接し方に迷いは無いです。

 

そうそう。昨日の朝こんなことがありました。

ココがもじもじしながら寄ってきたんですね。そういう時はちょっと甘えたい時なので、「抱っこする?」と言ってみたら膝に乗ってきて仰向けにゴロン♪と。

すかさずヤキモチやきのニコが走ってきて、不躾にココのおしりの匂いをぐいぐい嗅いだんです。ココは口をメチャメチャさせて不快感をあらわにしてました。

なので、「ニコ、待っててね。」と言ってそっと手で顔を横に向けさせたんです。

その瞬間ココが私の顔をペロッとひとなめ!「ありがとう」の意味だったのかな?

もしここで私がニコを叱ったりしたら、ニコはムキになっただろうしココの信用も失ってたんじゃないかな?とふと思った出来事でした。

 

 

 

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