且緩々。(しゃかんかん)ー慌てず、あせらず、ゆっくりとー

anco&coco&nicoとおせわがかりの日常。ライフワークとしている犬のお勉強のお話なども。

自分にできること。

こんにちは!

 

昨日はお散歩のあと寝落ち。。。(;´・ω・)

ブログを途中までしか書けず、朝アップすることができませんでした💦

 

昨日の<クローズアップ現代>を観ていろいろ思うところがありました。

内容として特別新しい情報があったわけではないですが、犬や猫を飼ってない人やこれから迎えたいな。。と思ってる人にとっては驚くこともあったのではないでしょうか?

 

今のペット流通のしくみの歪みからくる、遺伝的な病気という問題を中心に、ブリーディングに関する知識の重要性やメディアの問題、それらに関する飼い主の意識向上の必要性などが語られていました。

 

私は子犬を大量生産するという発想は、遺伝的な病気を広めてしまうだけでなく、子犬の精神的な発達にもかなりなダメージがあるのではないかな?というようなことを考えながら観ていました。

不衛生な場所で犬としての自然な行動もできず、育てることもできない子供をただ産むだけ。。そんな犬生の母犬の精神状態は想像を絶します。

その母犬の精神状態は少なからず子犬に影響を及ぼさないわけないんじゃないかな?

 

以前にも書きましたが、チャーリードッグスクールでは<犬の成長過程>を知る事をとても大切に考えています。

ひとつには、犬の問題行動を直す前に犬たちが置かれている状況やバックボーンを知ることでなぜそんな行動をするのか、犬なのに犬が苦手な子がいてもおかしい話ではないんじゃないのかな?というところに思い至れるからです。

 

たまに、ココのお母さんは今頃どうしてるのかなあ?なんてことを考えたりします。

そしてココを含め産んだ子たちに対して、自分が何も教えてあげられなかった事を残念に思っているんじゃないのかな~?と。

だから飼い主は、人間の都合で失ってしまった犬にとって大事な経験や時間を、母犬の代わりに根気強く伝えていかなければいけないんだね、と思います。

 

そう思ったらなおさら、伝え方は「叱り」じゃないと思うなあ。

別の種の動物に人間社会のルールを教えるのに「叱り」を使うって、どうなんだろう?人間はそうじゃない方法を学ぶすべはいくらでも探すことができるもんね。

 

番組の中で紹介されていたボーダーコリーのブリーダーさんは、その部分も自分たちの仕事として頑張っていらっしゃいましたね。

そういうブリーダーさんがもっと増えてほしいですが、現実はなかなかそうはならないですよね。でも<ペットショップ>から犬を迎えるってどういうことなのか?を考える上で参考になるお話をされてたんじゃないかなと思います。

 

いま自分にできることと言えば、やはり飼い主力をアップさせることなんだろうな。

今まで失敗もしたけれど、悔やんでばかりいても仕方ないし、ニコという難しい子を迎えてしまったんだから前向きに頑張らなくては!!とそんな気持ちになった昨日です。

 

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