おはようございます!
ちょっと間が開いてしまいましたが。。
先日横浜で受けたセミナー。アンジェラ先生に続いて、ゲストとして招かれていた西山ゆう子先生のお話も聞くことができました。
西山先生は日本で獣医師免許を取得し、動物病院で勤務したのち
アメリカに渡りアメリカでも獣医師免許を取得。
動物病院で勤務したのち、自身のクリニックを現地に開業したという経歴の持ち主です。
現在は「ミグノンプラン」が運営するクリニックで獣医師として勤務されています。
お話のテーマは<終生飼養>を念頭においた「問題行動は予防の時代」というものでした。
西山先生はお話の仕方含めとても面白い方で、途中からメモも取らずに
爆笑しながら聞いてしまいました💦
「メモくらいしなさいよー!」
アメリカと日本の比較で、妙に納得してしまったのが
パピーを迎えた直後の飼い主さんの様子です。
ワクチン等で病院にきた飼い主さんに「パピーとの暮らしはどうですか?」
と聞くと、アメリカ人の場合はほとんどの人が「とても楽しくて最高よ!」と
答えるのだそうです。
一方、多くの日本人は「先生、聞いてください!」に始まり
数えきれないほどの困った事を訴える飼い主さんが圧倒的に多いのだそうです(;´・ω・)
心当たりありますよね~💦
「納得してる場合じゃないですよ。。😓」
日本では犬と言えば<番犬>の感覚が強くて、家族として室内飼いが増えたのもわりと最近のことですよね。
パートナーとして共に暮らしてきた歴史を持つ欧米人に比べると、急に生活の中に入り込んできてどう扱ってよいか分からない人が多いのかもしれませんね。
そもそも私がそうでした。。
今ならパピーなんだから当たり前!と思えるんですけどね~。
「まあ、気が付かないよりはまだましかも。。😥」
<問題行動>というものを獣医さんの立場から考えた場合
まずは体の不調を疑ってほしいということでした。
人間もそうですが、どこか具合が悪かったり痛いところがあったりすれば、イライラもするしちょっとの刺激に過剰反応する場合もありますよね。
ワンコも一緒なんです。
粗相にしても不調から来てる場合もあるわけです。
そのように飼い主だけでは気が付けないことも多いので、もっと積極的に獣医さんを利用してほしいともおっしゃっていました。
日本人は質問もなかなか遠慮がちなんだそうです。
ちなみにニコはどうやら気圧の変化に敏感らしい。。という事に最近気が付きました。
気圧がグーンと下がる時は、寝ながら唸ることも多いのですよね。
これも決めつけは良くないと思うので、「そうなのかもしれないな?」と
可能性として頭の片隅に置いておくようにしています。
心に留めておけば前もって気を付けてあげることができますもんね。
今度検査の時に、お話してみようと思ってます。
「なんだかイライラしちゃうときがあるんです。」
そのようにして様々な専門家の力を借りながら
人間社会に少しずつ馴染ませてあげることが、問題を未然に防ぐことにつながるわけです。
そして無責任な理由はもってのほかですが、中には本当にどうしようもない理由で
ワンコを手放さなくてはいけない場合もあります。
人生は何が起きるか分からないですからね。
そうなった時に託せる人を考えておくのも、飼い主の役割だとお話を締めくくられてました。
それが本当の<終生飼養>であると。
保護犬にたくさん関わられているからこそのお話でした。
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