且緩々。(しゃかんかん)ー慌てず、あせらず、ゆっくりとー

anco&coco&nicoとおせわがかりの日常。ライフワークとしている犬のお勉強のお話なども。

おなかを見せてゴロン♪

 

おはようございます!

 

 

昨日は朝から調子が悪そうだったニコ。

ずっと興奮がおさまらない感じ。

気圧のせいもあるんだろうけど

薬を増やしてから興奮状態が続いてる感もあり。

先生に報告して、今後の量を再検討中です。

 

だんだん何由来の攻撃行動なのか?

分けてカウントしてるつもりなんだけど

自信がなくなってきたかーちゃんです。

 

 

 

わが家の三姉妹。

甘えん坊になる時はみんなお腹を出してコロン♪となります(*^^*)

アンコは撫でている手を止めると前足でチョイチョイ。

ココは撫でてもらうと猫のように耳の後ろから前足でカキカキ。

ニコは嬉しすぎて甘噛みが出たり。。。パピーか!!

それぞれ無防備な姿で甘えてくれるんですよね(*^^*)

 

野生の動物であれば

そうそうお腹を見せることはないですよね。

背中は骨や頑丈な皮膚で覆われているけれど

お腹は内臓を守る物が柔らかい皮膚しかないんですから。

 

たまに野生動物のドキュメンタリー番組なんかを観ると

たいてい横倒しか仰向けに倒されて

お腹から食べられちゃいます。

 

 

「怒り」ーパンクセップ博士によると、「怒り」という情動は、捕食者につかまって身動きできなくなった経験から進化した。「怒り」は、敵につかまった動物に爆発的なエネルギーを与える。猛烈にもがき、相手が手をゆるめたすきに衝撃を与え、逃げおおせるのに必要なエネルギーだ。「怒り」の情動は生まれたときにすでに身についている。ー人間の赤ん坊は、両腕をわきに押さえつけられたら、激しく怒るだろう。

 テンプル・グランディン「動物が幸せを感じるとき」P18より。

 

 

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犬と人間の関係は特別だと言われてますよね。

ただ、犬も動物なので「怒り」の情動は生まれつき持ってるわけです。

でもそういう情動は、できるだけ顔を出さない方が

一緒に暮らしやすいです。

ニコと住み始めて心からそう思います。

 

だからこそパピーの頃から

遊びを通して体のいろんな場所を触ったり

ひっくり返った状態も「全然気にならないよー」

ってなるように飼い主の優しい手で慣らしてあげたいです。

 

「慣らす」っていうと

無理やりひっくり返して我慢させる。。みたいになりがちだけど。

そうではないんですよね。

 

 

そう考えていくと

犬を叱る<アルファロール>。。犬を仰向けに押さえつけて、降参するまで離さないってやつ。

それってどうなの??になりませんか?

その「怒り」は飼い主ばかりでなく、他の人間や犬に向かうことも。

そして何より飼い主の手を信用しなくなりますよね。

そういうかーちゃんも、パピーのココには何度もやってしまってるんですけどね💦

 

時代は進んで、そういうしつけは間違いだよ。。という情報もたくさん出ています。

見ないふりはせずに、これからさらに信頼を育てるためにも

間違えてしまった行動は見直していきたいなと思います。

 

 

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ニコはとにかく動きを制御された途端に

怒りを爆発させます。

それに向き合うにはそれなりの時間を覚悟しなければいけないし

飼い主の精神的にもしんどいです。

 

そして「叱り」さえもニコにとっては「注目」という

ご褒美になってしまったりします。

かーちゃんは、こんな悲しいことはないと思っているんですよね。

 

飼い主の愛情もおやつも、

交換条件なしで出し惜しみすることなく与えてほしいなあと思います。

ワンコが安心感で満たされれば

困ってどうしようもないほどの問題行動は

そうそう起きないと思うんですよね。

 

飼い主さんに名前を呼ばれたら

うれしくてフニャフニャになっちゃうワンだらけの

世の中って幸せだな~♡と思いませんか?

 

ちょこっと追記したいことがあるので続きますね。

 

 

 

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