且緩々。(しゃかんかん)ー慌てず、あせらず、ゆっくりとー

anco&coco&nicoとおせわがかりの日常。ライフワークとしている犬のお勉強のお話なども。

動物翻訳家。

 

おはようございます!

 

 

 

なんだかすっきりしないお天気の日曜日です。

昨日も午後からまさかの大雨😱

そんな時は部屋でまったり過ごすに限るね。。という事でこちらの本を読みました。

夏目先生がFBで紹介してくださっていて

さっそくポチったものです。

 

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木曜日の昼休みから読み始めて

プロローグからぐいぐい引き込まれ

昨日一気に最後まで読み切りました。

 

いま受講している<応用行動分析学入門講座>には

動物園や水族館の飼育員さん向けのクラスもあるんです。

そんなこともあり、

犬以外の動物についても気にかけるきっかけを

たくさんもらってます。

 

そんな中出会ったこの本は

自分のアンココニコへの接し方に???という

引っかかりをたくさんもたらしてくれました。

 

犬は当然野生動物とは違うから、

人間とこんな距離感で暮らせるわけなんですが

でも人間ではないんですよね。

イエイヌという動物です。

 

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そんなこと誰でも知ってるわい!と思われるかもしれませんが

犬には素晴らしいコミュニケーション能力があるがゆえに

知らず知らずに小さな人間を求めてしまってるんじゃないのかな〜?と。

 

 

この本に出てくる飼育員の人たちは

動物園という人工物の中でできる限り

動物たちが自然な行動を表現できるような

環境設定することに尽力されています。

 

もちろんそこにはお金の問題や安全の問題などが

常についてまわるので、日々葛藤です。

そして本来野生にいるべき動物を

連れてきてしまっている。。という事への申し訳なさ。

と同時に動物園の意義を常に意識しながら仕事されてるんですよね。

動物園の見方がすごく変わった一冊です。

 

そして飼育員さんたちは

とにかく嫌われないように。。と心がけて接しているんですよね。

担当動物のリーダーになるなんて発想は微塵もありません。

。。。というかこの文章を読んだら大笑いされると思う💦

 

 

当然、犬に置き換えて考えるとどうなのかな?と

考えてしまうんですけどね。

犬にとっての自然な行動をどれだけ理解出来ているかな?

そもそもリードで繋ぐのも自然な状態ではないわけですよね。

だかこそ、歩くのになるべく影響を与えないように

優しく使うべきものなはず。

それが罰の道具になってたり、常に引っ張りっこになってたり。

 

あまりにも身近すぎる動物であるために

犬ってどういう動物なのか?を知ろうとしなくても飼えてしまう。

そんなところから少し変えていくだけでも

犬との関係性はどんどん変わってくるだろうし

人間にとっての困った行動も減ってくるだろうな〜と。

そんな考え方のヒントがたくさん詰まっていました。

 

超オススメの一冊です。

かーちゃんも引き続き考えていきたいです。 

 

 

 

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