おはようございます!
先日<犬のブリーディングと遺伝>というテーマのセミナーに
行ってきました。
講師は冨澤奏子(トミザワカナコ)先生。
冨澤先生は個体群管理に関するスペシャリストで
日本だけでなくアジアなどでも活躍されています。
動物に携わるプロ向けに指導もなさっているんですよね。
動物の絵においても個展を 開かれるほどの腕前。
残念ながら犬の絵ではありません😁
以前から興味があったテーマですが
自分で調べるにはなかなか難しそうだし、
正しい情報をきちんと教えてくれる場も少ないですよね。
なので今回は本当に素晴らしい機会となりました。
なぜ興味を持っていたかというと
日本て、犬種においてもブームがあるじゃないですか。
犬種だけじゃなくて特定のカラーだったり、サイズだったり。
希少価値がもてはやされたりする風潮もありますよね。
テレビなんかに登場すると
1年以内にはその犬種をたくさん見かけるようになります。
そんな急に個体数を増やせるんだろうか??
そこには必ず無理が生じてるはず。
希少価値の個体であればなおさらですよね。
その無理はたぶん生まれてきた犬たちに
しわ寄せがいってるんだろうな〜と。
逆にブームが去ってしまった犬種の
お母さんたちはどうしてるのかな?とか。
そんな漠然とした疑問を持っていたからなんです。
先天性の疾患を抱えるニコを迎えてからは
よりその疑問が深まりました。
今回は難しい遺伝の入り口の部分を
テキストの表を実際に埋めたりしながら
分かりやすくお話してくださいました。
犬と暮らすようになると
自分の犬だけでなく、
あらゆるワンコさんの幸せを願うようになりますよね。
その幸せに協力する形は様々だと思うのですが
まずは<正しく知ること>が一番だと考えています。
青木先生も前回仰ってましたが
可愛い。。それは誰しもそう感じるかもしれないけれど
ひと呼吸おいて、その裏側にある背景を想像できれば
安易に「可愛い〜。」とは言えなくなるね。。と。
今回のセミナーを受講して
今まで頭ごなしにダメと思っていた事が
配慮の仕方では問題が防げることが分かったり
ごっちゃになっていた言葉の区分けができたりと
本当に有意義な時間となりました。
まだまだ知らないことだらけですが
さらに興味を持ってアンテナを張ることができそうです。
講師の冨澤先生、このセミナーを企画してくれた夏目先生、
本当にありがとうございました!
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