おはようございます!
かーちゃんが勉強してる<応用行動分析学入門講座>は
行動に関する必要最低限の専門用語を
暗記する事からスタートします。
きちんと学ぶには用語の理解は必要不可欠なんです。
学生の頃は、暗記って意味がないように思えて
(特に歴史の年号とか。今でも大体で良いんじゃない?と思ってたりします💦)
どうも一生懸命覚える気になれませんでした。
でも機械的に覚えた言葉が
ある時ふと、何かを考えるキッカケになることもあるんだな〜と
最近思うようになりました。
人間を含む動物の行動に
<生得的(せいとくてき)行動>というものがあります。
生得的行動 ー動物が生まれながらにしてもっている行動のこと。つまり遺伝的要因によって支配されている行動。 (行動生物学事典より)
犬にとって吠えはコミュニケーションツールなわけで
<吠える >そのものは生得的な行動。
でも、こういう場面で吠えるとか、特定の相手だけに吠えるとかは
それぞれの犬が、色んな経験から学習して選んだ行動。(習得的行動)
そして犬と人間の歴史から見ても
吠えるという犬の能力が、
人間の生活の中で重要な役割を果たしてきたという事実。
そう。
<吠える>って犬の能力なんですよね。
まずはそこをはっきり飼い主が理解しておかないと
人間にとって都合の悪い場面での吠えは<無駄吠え>なんて言ってみてり
吠えそのものが一切ダメ。。。なんて
犬そのものを否定するような
極端な方向に行きがちだな〜なんてことを思いました。
そして色んな経験から学習。。というのも
この学習の過程には飼い主が深く関わっていたりするんですよね。
吠えるのを止めさせる方法を探す前に
吠えにはどんな種類があるのか?
自分が吠えに対してどんな行動をとっているのか?
そもそも犬ってどんな動物なのか?
そこを正しく知る事が
大切なんだと思います。
その上で
「今は吠えなくて良いよ!」を飼い主がどう伝えられるか?が
課題なのであって、犬を変えるという意識をちょっと見直す必要がありそうです。
スクールのオススメ本。
そのあたりについて、とても参考になります。
明日から三連休の方も多いでしょうか?
お休みの人もお仕事の人も
楽しい週末をお過ごしください!!
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