且緩々。(しゃかんかん)ー慌てず、あせらず、ゆっくりとー

anco&coco&nicoとおせわがかりの日常。ライフワークとしている犬のお勉強のお話なども。

吠えるということ。

 

おはようございます!

 

 

 

かーちゃんが勉強してる<応用行動分析学入門講座>は

行動に関する必要最低限の専門用語を

暗記する事からスタートします。

きちんと学ぶには用語の理解は必要不可欠なんです。

 

学生の頃は、暗記って意味がないように思えて

(特に歴史の年号とか。今でも大体で良いんじゃない?と思ってたりします💦)

どうも一生懸命覚える気になれませんでした。

 

でも機械的に覚えた言葉が

ある時ふと、何かを考えるキッカケになることもあるんだな〜と

最近思うようになりました。

 

 

https://www.instagram.com/p/Ba7ggmJnka7/

 

 

 

人間を含む動物の行動に

<生得的(せいとくてき)行動>というものがあります。

 

生得的行動 ー動物が生まれながらにしてもっている行動のこと。つまり遺伝的要因によって支配されている行動。 (行動生物学事典より)

 

犬にとって吠えはコミュニケーションツールなわけで

<吠える >そのものは生得的な行動。

でも、こういう場面で吠えるとか、特定の相手だけに吠えるとかは

それぞれの犬が、色んな経験から学習して選んだ行動。(習得的行動)

 

そして犬と人間の歴史から見ても

吠えるという犬の能力が、

人間の生活の中で重要な役割を果たしてきたという事実。

 

そう。

<吠える>って犬の能力なんですよね。

まずはそこをはっきり飼い主が理解しておかないと

人間にとって都合の悪い場面での吠えは<無駄吠え>なんて言ってみてり

吠えそのものが一切ダメ。。。なんて

犬そのものを否定するような

極端な方向に行きがちだな〜なんてことを思いました。

 

そして色んな経験から学習。。というのも

この学習の過程には飼い主が深く関わっていたりするんですよね。

 

吠えるのを止めさせる方法を探す前に

吠えにはどんな種類があるのか?

自分が吠えに対してどんな行動をとっているのか?

そもそも犬ってどんな動物なのか?

そこを正しく知る事が

大切なんだと思います。

 

その上で

「今は吠えなくて良いよ!」を飼い主がどう伝えられるか?が

課題なのであって、犬を変えるという意識をちょっと見直す必要がありそうです。

 

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スクールのオススメ本。

そのあたりについて、とても参考になります。

 

 

明日から三連休の方も多いでしょうか?

お休みの人もお仕事の人も

楽しい週末をお過ごしください!!

 

 

 

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