おはようございます!
昨日、脳の仕組みから
オスワリやフセ、マテなどを学習する部分と
初めてのものに過剰に反応してしまう、興奮しやすいとか
分離不安。。などを引き起こす脳の部分は
場所が違うという事を書きました。
仔犬を迎えて
「こんなに大変なの?」と思った人は
おそらく「早くしつけをしなければ!」と思うはずですよね。
私もそうでした。
でもまだ家に来たばかりの仔犬に対して行う一般的なしつけは、
大脳新皮質を使う=オスワリ、フセ、マテなどの行動を教えることばかり。
辺縁系に働きかける接し方やその重要性を
同時に教えてくれるトレーナーさんはなかなかいない現実があります。
でも仔犬にとって重要だと言われる社会化も(成犬になっても重要)
辺縁系が関わってるんだ、と意識しておこなえば
いきなりドッグランに放り込むとか、
怖がっている犬を無理矢理あいさつさせるとか
犬に何かをさせて慣らそう。。という発想は生まれてこないはず。
しつこいくらいに書いている
ココのエレベータ恐怖症の件はまさに
この部分の思い違いから、ドアが開いただけでパニック吠えをするまで
悪化させてしまったんですよね。
犬を迎えてまず大事なのは
安全と安心を約束することなんじゃないかな?と思うのです。
何もしていなくても、目が合ったら「可愛いね〜♬」とニッコリ。
座っていたら「おりこうさんだね♪」と声かけて。
そういう毎日から、犬との暮らしがスタートすることが
当たり前の常識になってほしいな〜と思います。
そしてニコは、
酷くはないけれどやや分離不安気味。
こちらの本は犬の本ではないけれど
分離不安を考える上でとても参考になる本だと思います。
ずいぶん前に読んだので、
もう一度読み返してみたいなと思っています。
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